「マイナ免許証」導入決定:2025年からの運用開始とその影響

警察庁は、2025年3月24日からマイナンバーカードと運転免許証を一体化させた「マイナ免許証」の運用を開始する方針を固めました。この新制度は、従来の運転免許証と異なり、希望者はマイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報を記録し、1枚のカードで両方の機能を持たせることができるというものです。これにより、行政手続きの効率化やデジタル化がさらに進むことが期待されています。 1. 「マイナ免許証」の選択肢と利便性 「マイナ免許証」を取得するか、従来の運転免許証を使い続けるかは個人の自由であり、両方を持つことも可能です。従来の運転免許証が廃止されるわけではなく、引き続き使用できますが、マイナ免許証を選択することで、手続きが簡素化されます。例えば、引っ越しや結婚による住所や氏名の変更手続きは、従来であれば自治体と警察の両方で行う必要がありましたが、マイナ免許証を取得すれば、自治体での手続きのみで…

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保険証の代わりにマイナンバー

 健康保険証代わりにマイナンバーカードを使える仕組みが20日から本格運用されるのを前に、後藤茂之厚生労働相と牧島かれんデジタル相が10日、東京都港区の病院で“実体験”した。受付の読み取り機にカードをかざしたり、過去の健康診断など一元化される患者情報を確認したりした。  患者、医療機関双方の利便性向上が期待され、政府は2022年度末までに全ての病院などで導入を目指すが、3日時点で必要なシステム改修を終えたのは全国の病院、診療所、薬局(約22万9千施設)の7・4%。後藤氏は「早期にシステム普及が行われるよう、より強い働き掛けを行って準備を進めたい」と話した。

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