海上保安本部神戸、潜水士カレー発売

 第5管区海上保安本部(神戸)が地元の「エム・シーシー食品」と共同で、レトルトカレー「みなと神戸を守る!潜水士カレー」を開発、販売中だ。映画「海猿」でも知られ、海難救助の激務に従事する潜水士も実際に食べている高タンパク質のチキンカレーを再現。担当者は「カレーを通じ海の安全対策を知るきっかけになれば」と話している。  5管によると、管轄下の神戸海上保安部の巡視艇「はるなみ」(全長35メートル)で出されるチキンカレーのレシピに基づき、隠し味には粒マスタードを使用。子どもも食べやすいよう、辛さは控えめにした。

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生命分子と細胞の科学(’19)、放送大学

・PCR法は、人工的な溶液中で特定の塩基配列をもつDNAを増幅する技術。DNAポリメラーゼを使用。(RNAではない) ・細胞周期を制御するのはサイクリンとサイクリン依存性キナーゼ。ホルモンなどは細胞が増殖するか分化するかなどを制御。細胞周期を制御しない。 ・リボソームはrRNAとタンパク質からなる構造 ・tRNAには酵素活性はない。アミノアシルtRNA合成酵素がtRNAに適切なアミノ酸を付加している ・翻訳の開始コドンは通常AUG。一方、終止コドンは3種類UGA,UAA,UAG。また例外的にUGAがアミノ酸を指定する場合もある。 ・プロモーターは転写開始に関わる遺伝子のすぐ上流にある短い遺伝子配列(タンパク質ではない) ・エンハンサーは遺伝子の近傍や内部にあり、転写因子が結合することによって転写促進に関わる短い塩基配列。 ・オペロンは原核細胞において一続きで転写される領域。機能的に関連した…

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合成生物学(synthetic biology)

 構成的生物学ともいう。生物や細胞に含まれる分子やシステムに類似はしているが、自然界には存在していない分子やシステムを人工的に作りだし、これらの利用や応用を研究する分野。例えば、現在のウイルスや生物がもつ核酸とたんぱく質は、それぞれ特定の種類の塩基、アミノ酸と呼ばれる構成単位からできているが、別の種類の構成単位からなる疑似核酸や疑似たんぱく質を人工的に作りだし、これらの疑似分子と、従来の核酸、たんぱく質とを比較する。これによって、核酸やたんぱく質の働きや作用などを改良できる可能性がある。また、各種の遺伝子やたんぱく質などの生命体構成物質を人為的に組み合わせて、自然界には存在しない疑似ウイルスや疑似微生物を人工的に、設計図通りに作りだすことも考えられる。遺伝病に対する、遺伝子組み換え技術による治療用ウイルスの開発・作製などは、合成生物学の初歩的な成功例である。従来の遺伝子工学や遺伝子組み換え…

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光合成と研究

 光合成のプロセスは、光によってエネルギー(ATP)と還元力(NADPH)の生成する光化学反応と、ATPとNADPHを使って二酸化炭素を固定する炭酸固定反応に分けられる。  過去の研究の積み重ねによって光合成の主要な反応経路や各複合体のサブユニット組成などが詳細に調べられ、主な構成タンパク質の遺伝子はほとんどがクローニングされている。  どのように、光合成の精巧な仕組みはできあがっていくのか?植物はどうやって違う環境に順化し、光合成の仕組みを変化させていくのか?また、どのように現在の環境に適応・進化してきたのか?  現在では研究手法の発達に伴って、PAMによる蛍光の測定などを用い個体そのもので光合成を非破壊的に解析することが可能となってきた。このような状況の下で、現在シロイヌナズナ、および植物のモデル生物としてのシアノバクテリア(ラン藻)を用いて光合成を含めた環境応答システムの研究も行われ…

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