高齢者3割「仕事で収入」 生きがい感じる、政府白書


 65歳以上の高齢者の3割が収入の伴う仕事をしていることが16日、内閣府の調査で分かった。生きがいを感じる人も多く、政府は希望する高齢者の就業を後押しする考えだ。6月にも閣議決定する2022年版高齢社会白書に盛り込む。

 調査は21年12月、全国の60歳以上の男女を対象に実施。日常生活などへの参加状況を尋ねた。65歳以上の2049人からの有効回答を分析した。

 収入を伴う仕事をしていると回答したのは30・2%。内訳はパートなどが11・7%と最も多く、自営商工サービス業5・2%、フルタイムの被雇用者4・8%、会社や団体の役員4・3%、自営農林漁業4・1%だった。


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