風姿花伝(ふうしかでん)


風姿(ふうし)花伝(かでん)』は室町中期(1400-1402頃完成)、世阿弥の能楽書、『花伝書』とも。

年来稽古条々・物学(ものまね)条々・問答条々・神儀・奥儀・花修・別紙口伝の7編からなる。

能における「花」「幽玄」について述べ、能作論・演出法などを記した。亡父観阿弥の意見に自己の思索体験を加えたもので、能楽研究の根本資料。日本の代表的芸術論。

風姿花伝

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