財政制度について


会計検査院が検査報告を内閣に行った後、内閣は検査報告と決算を国会に提出して、国会で審議を受ける。

暫定予算は何らかの理由で本予算が年度開始までに国会の議決を得られず本予算が成立しない場合組まれる。

予算単年度主義は財政民主主義の観点から毎会年度、予算を作成し、国会の議決を経なければならないと言うもの。

会計年度独立の原則は、ある年度の歳出はその年度の歳入から賄わなければならないというものであり、健全財政を確立するのに不可欠である。

継続費とは、複数年に及ぶ事業に関し、その内容を記載し、国会に提出して議決を得る事により、支出(ししゅつ)が許されるというもの。

繰越明許費(くりこしめいきょひ)とは、歳出予算のうち、その性質上または予算成立後の事由により年度内にその支出が終わらない見込みのあるものについて、あらかじめ国会の議決を経て翌年度に繰り越して使用する事が出来る事とするもの。


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