日本スケート連盟は4日、フィギュア男子の羽生結弦(26)=ANA=が右足関節靱帯損傷のため、3連覇が懸かる北京冬季五輪のシーズン初戦として予定したグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯(12、13日・東京)を欠場すると発表した。3カ月後に開幕する来年2月の五輪への影響が懸念される。
羽生は連盟を通じ「NHK杯に向けて全力で取り組んできましたが、たった一度の転倒でけがをしてしまい、とても悔しく思っています」とコメント。「競技レベルに戻るまでの期間をなるべく短くできるように努力していきます」と早期の氷上練習再開を目指す。