米政府代表団は9、10日の日程で中東のカタール・ドーハを訪問し、アフガニスタンで暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバンの幹部と会談する。国務省当局者が8日明らかにした。ロイター通信によると、8月末のアフガン駐留米軍撤退後、高官レベルが対面で会談するのは初めて。
当局者によると、代表団は国務省と国際開発局(USAID)の関係者らで構成。アフガンに残る米国人らの安全な出国を保証し、アフガンがテロリストの拠点にならないようタリバンに改めて求める。暫定政権の承認の是非を決める会談ではないとしている。