国際基督教大(ICU)の運営を支援する日本国際基督教大学財団(米ニューヨーク)の幹部ポール・ヘイスティングス氏は21日、日本政府に対し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う留学ビザ発給と新規入国の停止措置を解除するよう求める要望書を在ニューヨーク総領事館で山野内勘二総領事に提出した。
要望書には、ハーバード大やプリンストン大など米名門大を含む各国の大学教授や学生ら656人が署名。ヘイスティングス氏は21日、オンラインで記者会見し「日本は先進7カ国(G7)で唯一、外国人留学生にビザを出していない」と述べ、交換留学制度の維持に危機感を示した。