岡山県井原市は2日、美星町地区がNPO団体「国際ダークスカイ協会」(IDA、本部・米国)の「星空保護区」に認定されたと発表した。1日付(現地時間)。国内での認定は、西表石垣国立公園(沖縄県)と神津島村(東京都)に続き3例目。
星空保護区は、夜空の保全に取り組むIDAの認定制度。井原市は認定を目指し、昨秋から地区内の約740の街灯や屋外照明を、上空に光が漏れにくいよう改良されたLED照明に交換。今年4月に申請書を提出し、人工的な光が星空を見えにくくする「光害」の対策が評価された。美星町地区は高原にあり、美星天文台や、流れ星が落ちた伝説が残る星尾神社もある。