組織に属さないフリーランス労働者の39・7%が、報酬の支払い遅れや不払い、仕事の内容変更といったトラブルを1年以内に経験していたことが18日、連合の調査で分かった。立場の弱さが浮き彫りになった。
20~59歳のフリーランスを本業として働く千人にインターネットで10月に調査。具体的な内容(複数回答)は「報酬支払いの遅延」と「一方的な仕事内容の変更」がいずれも29・5%で最多。「不当に低い報酬額の決定」「一方的な継続案件の打ち切り」が続いた。
トラブルを経験した人に対処方法を複数回答で聞くと「何もしなかった、できなかった」が31・2%に上った。